お迎えの時、お子さんに「ごめんね」と言っていませんか?働くママに伝えたい大切なこと

1. 結論:大切なのは「時間の長さ」ではなく「心の密度」

「こんなに小さいうちから預けて働いて、寂しい思いをさせていないかな?」 仕事中、ふとお子さんの顔が浮かんで胸がキュッとなることはありませんか?

20年以上保育の現場に立ち、私自身も二人の子を育てながら働いてきた経験から断言できることがあります。 それは、育児において大切なのは「一緒にいる時間の長さ」ではなく、一緒にいる時の「心の密度」であるということです。

2. 園での子どもたち:実は、驚くほど「自分の世界」を楽しんでいます

お母さんと離れる瞬間は泣いてしまう子も、実はその数分後には、大好きな先生と一緒に好きなおもちゃで遊んだり、お友だちと笑い合ったりしています。

  • 最初は慣れなくても大丈夫: どのお子さんも、少しずつ自分だけのお気に入りの場所や、安心できる先生を見つけていきます。
  • 社会性が育つ場所: 家では見せない「お兄さん・お姉さん」の顔を見せてくれることもあります。

子どもたちは、園という「自分の社会」で一生懸命、そして楽しく過ごしています。だから、離れている時間をどうか申し訳なく思わないでくださいね。

3. 今日からできる!お迎えの時の「3つのアクション案」

お迎えの時間は、一日の「密度」をギュッと濃くする最高のチャンスです。以下の3つを意識するだけで、お子さんの安心感は劇的に変わります。

  1. 「ごめんね」を「ただいま!」に変える 一生懸命働いてきたお母さんは、とてもかっこいい存在です。お迎えの時に「(寂しくさせて)ごめんね」と謝る必要はありません。 「ただいま!迎えに来たよ!」と、明るい声で再会を喜んであげてください。 ※もし、予定の時間を過ぎてしまった時だけは「遅くなってごめんね」と伝えてあげてくださいね(笑)。
  2. しゃがんで「同じ目線」で向き合う お迎えの時、立ったまま声をかけていませんか? まずはその場でしゃがんで、お子さんの目を見てください。ママの顔が近くにあるだけで、子どもは「自分だけを見てくれている」と深く実感します。
  3. 笑顔で「いってらっしゃい」と「おかえり」 これが一番の栄養です。朝の「笑顔でいってらっしゃい」は、お子さんにとっての勇気になります。そして帰りの「笑顔でおかえり(お迎え)」は、今日一日のご褒美になります。

心のガソリンスタンド

育児は、車を走らせるようなものです。 ずっと一緒に走り続ける(ずっと一緒にいる)必要はありません。園にいる間にお子さんは自分の道を走り、お迎えの時にママという「ガソリンスタンド」で愛情をたっぷり給油する。 ガソリンが満タンになれば、子どもはまた明日から元気に走り出すことができます。

頑張るママの味方でいたい

1981年生まれの私も、仕事と育児の両立でバタバタと過ごしてきました。 「OYAKO CAFE MINI」には、そんな頑張るママたちがたくさんいらっしゃいます。

一人で抱え込んで「ごめんね」が口癖になりそうな時は、ぜひカフェに一息つきに来てください。

お母さんの笑顔が、お子さんにとって一番の幸せです。明日もお互い、笑顔でお迎えに行きましょうね!

あり先生